summary試合概要
第78回 全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会
- 日程
- 2009年11月20-23日
- 会場
- 秋田市立体育館
- 参加チーム
-
- パナソニックエナジー
- セイコーエプソン
- イビデン
- 東京女子体育大学
- 千葉選抜
- nichinan
- 群馬銀行
- NEC府中
- 岡山クラブ
- アクトレス
- 日立Rapi:t
- 秋田選抜クラブ
- 新潟
- 日本体育大学
- 三洋電機洲本
- Appli
- 近江兄弟社クラブ
- パイオニア
- 富士通テン
- BLUE BUCKS
- パナソニック電工 SPARK
- TDKクラブ
- 与勝スポーツ沖縄
- ボランチ
- カネボウ小田原
- 金沢フレンズ
- 東邦ガスクラブ
- 大分銀行
- EASY
- 所沢若松クラブ
- マツダ
- 日野自動車
- CHARLE’S
- 鹿児島銀行
- 山梨中央銀行
- 佐賀エレクトロニックス
富士通テン | 2 |
21-15 25-23 - |
0 | パナソニックエナジー |
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富士通テン | 2 |
21-13 21-11 - |
0 | 山梨中央銀行 |
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富士通テン | 2 |
21-10 21-9 - |
0 | カネボウ小田原 |
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富士通テン | 2 |
21-6 21-8 - |
0 | TDKクラブ |
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富士通テン | 2 |
21-6 21-13 - |
0 | BLUE BUCKS |
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reportレポート
強豪チームをストレートで制して
富士通テン、堂々の日本一!
11月20日から23日の間、第78回全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会が秋田県秋田市立体育館で開催されました。「総合」というだけあって実業団、クラブチーム、大学生を合わせて全国48チームが参加、序盤から各コートではフルセットにもつれ込む好ゲームが展開されました。
富士通テンは予選から快調に相手を制し、決勝トーナメント初戦でも富士通テンらしいチームワークの良さと力強さでBLUE BUCKS(東京都)をストレートで下しました。続く地元秋田県のTDKクラブ戦でも21-6 、21-8と相手を一桁に抑え込んでの勝利。流れを完全に掴みます。
大会3日目の準々決勝でも富士通テンの勢いは止まらず、カネボウ小田原(神奈川県)との対戦も危なげない試合運びでストレート勝ち。準決勝では、新潟国体優勝チームの佐賀エレクトロニクス(佐賀県)を下した山梨中央銀行(山梨県)との対戦。ここでもレシーバー陣からトス、スパイクの連携が光り、ストレートで決勝への切符を掴みます。
決勝戦はこれまで幾度と戦ってきた、パナソニックエナジー(大阪府)。まずは第1セット、序盤から白熱した試合展開で、パナソニックエナジーが先制するもすぐに富士通テンが追いつき、中盤まで一進一退の攻防が続きます。抜け出したのは富士通テン、17-15と2点差にした後は坂東選手の強烈なジャンプサーブで相手を崩し、21-15と第1セットをものにしました。
続く第2セットでは、序盤15-11とリードを許すものの、タイムアウトで硬さが取れ、金児選手のスパイク、ブロックが立て続けに決まり同点に追い付きます。その後、シーソーゲームが続くも、長いラリーを一つ一つ丁寧にプレーして20-20とデュースに持ち込みます。どちらかが1点取るともう一方が点を取り返す、手に汗握るラリーが続きましたが、最後は川島選手のサービスエースで25-23とパナソニックエナジーを制し、2-0で堂々の日本一を勝ち取りました。今大会の富士通テンの優勝は2年ぶり3回目。
竹口監督インタビュー
大会前からやってきたことは「常にポジティブでいること」、そして「先を見ないこと」。勝たなくてはならないという思いよりも、具体的には足を動かす、声を出すというシンプルな部分を重視して練習を行ってきました。また、「決めなくては」と思うとプレーが小さくなってしまうので、今、この瞬間に集中して思い切りのあるプレーをしようと言ってきました。それを最後まで選手たちがやり切ってくれたことが今回の優勝に繋がったのだと思います。今大会では本来の富士通テンらしい生き生きとしたプレーができました。
この気持ちで12月の櫻田記念にも臨みたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。
島田共子選手インタビュー
今大会は「ポジティブシンキング」「先を見ないこと」をテーマに練習をしてきて、大会中もずっとそれを意識して、チーム一丸となって頑張ってきました。試合中にミスしても「よし、次頑張ろう!」という気持ちでプレーすることができました。国体では決勝戦で悔しい思いをしましたが、そこから1からやり直して、このチームで優勝を勝ち取ることができて本当に良かったです。応援ありがとうございました!
石田多絵選手インタビュー
今大会を通して、コートに立っていて本当に楽しかったです。「常にポジティブに」というチームづくりの成果もあり、リードされていても負ける気がしなかったです。振り返ると全試合2-0とストレートで勝つことができたので、頑張ってきてよかったと思います。今回は、いい結果を残せましたが、これに満足せず桜田記念でもう1回優勝して、今年最後の試合を笑顔で終わらせたいと思います。これからも頑張りますので、応援よろしくお願いします!