DENSO TEN

活動レポート

2017年5月14日

兵庫県デフバレーボールチーム バレーボール教室

※デフバレーとは···?
デフ(聴覚障がい者)によるバレーボールのこと。6人制バレーのルールと同じである。チームメイトの声、審判の笛の音、ボールをはじく音などが聞こえない状態でプレーをする。
一般社団法人 日本デフバレーボール協会HP

今回は兵庫県デフバレーボールチームの皆さんを富士通テン体育館にお迎えしてバレーボール教室を行いました。皆さんとは毎年8月に開催される「障害者バレーボールミーティング」でご縁があり、2012年以来2回目のバレー教室となりました。今年10月に開催される“愛媛国体”に向けて「チームの課題点を何とか修正していきたい」と依頼を受け、当日は20代から50代まで幅広い年齢層の9名が集まりました。なんと!メンバーの中には、デフバレー日本女子代表の方もいらっしゃいました。

当日の様子を紹介!

練習メニュー
1.ウォーミングアップ 2.パス、対人 3.レシーブ練習(5人レシーブ) 4.スパイク練習 5.サーブカット練習 6.サーブ練習 7.ゲーム形式

教室の始めに覚えた手話で自己紹介をし、実技ではホワイトボードに書いて説明を行い、ジェスチャーを使って大きくゆっくり見本を見せてアドバイスを行いました。分からない事や伝わっていない事があればすぐに聞いてきて下さったので、私たちも皆さんの思いに応えようと熱が入りました。音が聞こえないのは、チームスポーツにとって大きなハンデではありますが、私たちにはない嗅覚でバレーボールをされていました。最後のゲームでは、ボールが落ちたら悔しい仕草をされ、1点を取ったら大喜びするなど、自分の気持ちを大きく表現されていました。愛媛国体出場に向けてまずは予選突破を目標に頑張ってください。応援しています!