決勝 | ||||
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富士通テン | 2 | 21-11 | 0 | イビデン |
24-22 | ||||
- |
準決勝 | ||||
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富士通テン | 2 | 21-16 | 0 | 群馬銀行 |
21-18 | ||||
- |
準々決勝 | ||||
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富士通テン | 2 | 21-8 | 0 | 大分銀行 |
21-7 | ||||
- |
第一試合 | ||||
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富士通テン | 2 | 21-14 | 0 | 山梨中央銀行 |
21-11 | ||||
- |
7月11日から14日の4日間、長岡市市民体育館およびアオーレ長岡にて第66回全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会が開催されました。富士通テンは前年度優勝チームということでシード権を獲得し、予選グループは免除されました。
大会2連覇がかかった富士通テンは、決勝トーナメント初戦から関東実業団大会優勝チームの山梨中央銀行(山梨県)と対戦しました。松元選手のジャンプサーブが冴えわたり勢いに乗ると、清水選手の強烈なスパイクが立て続けに決まり、ストレートで勝利しました。続く大分銀行(大分県)戦でも、順調な試合運びで準決勝へ駒を進めます。
準決勝の相手は群馬銀行(群馬県)。前大会(ミリオンカップ)で負けている相手だけに、富士通テンもより一層気持ちが入っています。試合前の練習では選手の表情がとても良く、いつも以上に一体感がありました。1セット目の序盤から中北選手の鋭いスパイクが決まり、要所で新人の古屋選手が速攻を仕掛け、21-16で1セット目を先取します。2セット目も勢いは止まらず、群馬銀行の攻撃を封じ21-18でゲームを制し決勝戦へ進出します。
迎えた決勝戦はパナソニックES(大阪府)にフルセットの末勝ち進んできたイビデン(岐阜県)。攻撃力があり、勢いに乗ると止められないチームです。
1セット目はサーブで崩し、富士通テンが終始リードする形で試合を進めます。新人セッターの森田選手がうまく5枚のアタッカーを操り、安福選手、松元選手、古屋選手のセンター線がうまく機能し連続でポイントします。15-5と大きくリードすると、その後も重石選手のサーブポイントなどで21-11と1セット目を取ります。
続く2セット目も中盤まで富士通テンがリードするも、イビデンも序々にリズムを掴みだし、ジワジワと点差を縮め、ついに14-15と逆転を許します。ここからは両者譲らぬ展開でラリーの応酬に。16-16と同点になり、メンバーチェンジでピンチサーバーの松井選手が入り、サーブポイントを決め17-16と再び逆転に成功。流れ取り戻したかに見えましたが、イビデンの勢いを止めることができず18-20と先にマッチポイントを取られます。2セット目で勝負を決めたい富士通テンは最後のチャンスで松元選手にサーブが回ってきました。魂のこもったサーブで相手を崩し、スパイクを決め、21-21とデュースに持ち込みます。レシーバーが踏ん張り、最後は古屋選手の速攻が決まり24-22で勝利を収めました。
結果、2年連続4回目の優勝を果たし、大会2連覇を達成しました。
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