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決勝 | ||||
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富士通テン | 0 | 15-21 | 2 | パナソニックES ブルーベルズ |
25-27 | ||||
- |
準決勝 | ||||
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富士通テン | 2 | 17-21 | 1 | 群馬銀行 |
21-18 | ||||
21-19 |
準々決勝 | ||||
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富士通テン | 2 | 18-21 | 1 | 山梨中央銀行 |
21-10 | ||||
21-13 |
2015年1月24日から26日までの三日間、大阪市中央体育館にて第83回全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会が開催されました。
富士通テンは予選トーナメント、決勝トーナメント初日を難なく勝ち上がり最終日に駒を進めました。準々決勝の山梨中央銀行戦では立ち上がりに苦戦し、追いかけるものの間に合わず18-21で1セット目を落としてしまいます。しかし、2セット目からは本来の調子を取り戻し、相手の得点を10点に抑えてフルセットに持ち込みます。続く3セット目も攻めのバレーで21-13とし、2-1で勝ち取りました。
準決勝の群馬銀行戦も立ち上がりが乱れ、中盤では8-15と7点差まで広げられてしまいます。何とか2点差まで迫りますが猛追も敵わず、17-21で1セット目を落としてしまいます。後がない2セット目、田中選手、今期で引退する福山選手などのレシーブ陣が踏ん張り、松元選手のサービスエースもあり序盤は7-4とリード。その後、わずかな乱れから群馬銀行に追いつかれ、終盤まで一進一退のシーソーゲームが続きます。最後は松元選手のスパイクが決まり、21-18で再び勝負は3セット目に。富士通テンがわずかにリードしながら2セット目と同様、僅差で終盤にもつれ込みます。17-17となったところで富士通テンがタイムを取り、流れを呼び込みます。最後は新人の古屋選手の速攻が決まり、21-19と見応えのある勝負に決着をつけました。
決勝戦は良きライバルであるパナソニックES ブルーベルズ(大阪)との対戦。これまでフルセットで粘り、流れを強く引き寄せてきた富士通テンだけあって、決勝戦にも俄然応援の力が入ります。1セット目は序盤からラリーが続き、お互いに連続得点を許しません。富士通テンが追いつき14-14としたところでブルーベルズが流れを断ち切り、3連続得点を許してしまいます。たまらずタイムを取りますが、流れは変わらず15-21で1セット目を落としてしまいます。絶対に取りたい2セット目、中北選手の強弱あるスパイクや中村選手の速攻が決まり、序盤は富士通テンが有利に試合を運びます。しかし、ミスのないブルーベルズはじわじわと追いつき、中盤から手に汗握るラリーの応酬、互いに1点を巡る攻防が続きます。勝負はデュースになだれ込み、最後まで両チーム集中力が途切れず25-25と互いに得点を重ねます。しかし最後はサービスエースを取られ、スパイクミスで連続失点し、ブルーベルズが長い戦いに終止符を打ちました。結果は27-25、ストレートでブルーベルズが優勝を収めました。
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