準決勝 | ||||
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富士通テン | 0 | 17-21 | 2 | パナソニックエナジー |
18-21 | ||||
- |
準々決勝 | ||||
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富士通テン | 2 | 21-15 | 0 | 群馬銀行 |
21-10 | ||||
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12月1日から2日にかけて、京都府・舞鶴文化公園体育館にて第27回「櫻田記念」全日本実業団選抜優勝大会が開催されました。
大会初日の予選グループ戦はサンデン(群馬)、NEC府中(東京)と対戦し、それぞれストレートで下し、好調なスタートを切ります。キャプテンの山本選手は「今日は会場の雰囲気にも慣れることができたので、明日の決勝トーナメントで実力を出し切ることができるよう頑張ります」とコメントし、会場を後にしました。
2日目の決勝トーナメント第一戦目の相手は群馬銀行(群馬)。1セット目は立ち上がり相手のミスもあり得点を決めていき終盤まで6点差を保ち続け、21-15で先取します。続く2セット目も重石選手の巧みなトスさばきで的を絞らせず、7-2とリード。そこから群馬銀行の攻撃で2点差まで詰められますが、松元選手の強打で相手の勢いを止め、流れを引き寄せます。最後は清水選手のスパイクが決まり21-10、ストレート勝ちで準決勝にコマを進めます。
富士通テンとは決勝で当たることの多いパナソニックエナジー(大阪)ですが、今大会では準決勝での対戦となりました。1セット目、4-4の同点から抜け出したのはパナソニックエナジー。速攻を決められた後、立て続けに点を取られ4-8とリードされ一回目のタイムアウト。流れを変えたい場面でしたが、サービスエースを決められ4-10とさらにリードを許してしまいます。その後、粘り強いプレーで13-15の2点差まで迫りましたが、最後まで相手の勢いに追いつくことはできず、17-21で1セット目を落としてしまいます。
後がなくなった2セット目、2点を先制し清水選手のサービスエースや堅い守りで序盤8-5とリード。しかし今大会、調子の良い相手チームの早い攻撃にじわじわと詰められ、9-9と追いつかれます。中盤には手に汗握る一進一退のラリーが続き、どちらのチームに流れが傾いてもおかしくない状況になりましたが、富士通テンにミスが続き16-18と逆転を許します。2点差になりタイムアウトを取るも流れを止めることはできず、決勝進出はなりませんでした。
決勝では王者パナソニックエナジーに初進出のイビデン(岐阜)が挑むも2-0でパナソニックエナジーが勝利し、大会三連覇で幕を閉じました。
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