決勝戦 | ||||
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富士通テン | 1 | 21-9 | 2 | パイオニア |
20-22 | ||||
14-21 |
準決勝 | ||||
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富士通テン | 2 | 21-16 | 0 | 群馬銀行 |
21-15 | ||||
- |
準々決勝 | ||||
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富士通テン | 2 | 21-3 | 0 | 松山青雲ジュピター |
21-5 | ||||
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1月19日から22日の4日間、京都府立体育館、ハンナリーズアリーナで、第80回全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会が開催されました。大会3連覇がかかる富士通テンは、1回戦のピーチーズ(福岡)、2回戦の近江兄弟社クラブ(滋賀)、準々決勝の松山青雲ジュピター(愛媛)、準決勝の群馬銀行(群馬)と、いずれもストレートで破り、決勝にコマを進めます。そして、決勝の相手は優勝候補のパナソニックエナジー(大阪)を下し、勢いに乗るパイオニア(埼玉)。
第1セットは狩野選手のスパイクで先制し、まずまずの滑り出し。その後もレフトの田村選手、センターの山本選手のクイック、ライトの安福選手のバランスのとれた攻撃でゲームを支配します。終始、富士通テンのペースで試合は進み、最後は今季限りで引退を表明し、ラストゲームとなる田村選手のスパイクで第1セットを先取します。
第2セットは立ち上がりからミスが続き、苦しいスタート。攻撃のリズムを掴んだかと思えば、ブロックで流れを止められ、4点差まで広がりますが、要所で山本選手のクイックで追い上げます。長いラリーでお互いが譲らず、最後まで勝利への執念を見せる田村選手のスパイクで18-18に追いついたところで、パイオニアがタイムアウト。そして、連続スパイクが決まりマッチポイントを迎えますが、最後の1点が取れず最後はサーブレシーブミスで第2セットを奪われます。
続く第3セットもリズムに乗れず、追いかける展開が続きます。山本選手と安福選手の連続得点で6-6に追いつくも勝ち越せず、9-11となりコートチェンジ。ここで防戦一方の流れを変えるべくレフトに清水選手を投入。その清水選手が期待に応え、連続スパイクで14-18と追い上げますが、あと一歩およばず14-21で敗退し、シーズン最後の大会を飾ることができず、準優勝に終わりました。
「パイオニアは攻撃力がありました。サーブで崩し、サーブカットをセッターに返して、全員で攻撃するテンのバレーができなかった。1セット目はできたのですが、2セット目以降は反対になってしまいました」と、試合を振り返る竹口監督。
2011年のシーズンも終わりましたが、今日の敗戦を糧にして、4月から始まるシーズンに向けて新チームへの期待が高まります。
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