決勝トーナメント戦 第1試合 | ||||
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富士通テン | 1 | 21-17 | 2 | セイコーエプソン |
13-21 | ||||
15-21 |
第61回全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会が石川県いしかわ総合スポーツセンターで開催されました。9人制バレーの大会としては、国体、櫻田記念に並ぶ規模で、実業団女子チームの頂上が決まるとあって注目度の高い大会です。
今年の参加総数は全国から集まった27チーム、7月3日から予選が始まり、5日からの二日間は決勝トーナメントが行われました。
昨年、一昨年と二連覇している富士通テン女子バレーボールチームは第1シードでの参戦。今年も優勝候補として注目を集めていましたが、初戦でセイコーエプソン(長野県)に1-2で破れてしまいました。
中盤までリードを許した場面からラリーを制し1セット目を勝ち取ったものの、続く2セット、3セット目では終始リードされたままでの敗戦。6月の近畿実業団大会、ミリオンカップでは優勝をし、チームも好調だっただけに悔やまれる結果となってしまいました。チームはこの敗戦をバネに、心機一転、新潟国体出場に向けて早くも走り出しています。
大会は、第2シードから順当に勝ち進んだ、パナソニックエナジー(大阪府)と、ノーシードで1回戦から勝ちのぼってきた群馬銀行が決勝に進出。
決勝戦は群馬銀行が懸命に追いかけるものの、常にパナソニックエナジーがリード。安定した試合運びで群馬銀行をストレートで下し、パナソニックエナジーが大会初優勝を飾りました。
本来の力を出し切ることができないまま試合が終了してしまい、大会三連覇を期待されていたにも関わらず、記録が残せず反省の残る結果となってしまいました。5月からコンディションを整えていき、6月は心力、体力ともにベストな状態にありました。その状態を今大会まで維持できなかったのが今回の敗因だったと考えています。
「勝つ」という攻めの意思より「負けない」という守りの気持ちがプレーに出てしまっていたのだと思います。
今回の反省を生かし、次回はチャレンジャー精神で頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いいたします。