DENSO TEN

活動レポート

2022年5月7日

第9回 福島県相馬地区での復興支援バレーボール教室を実施

「自分たちの得意なバレーボールで何か復興のお手伝いができないか」。そんな想いから2012年より「復興支援バレーボール教室」を継続的に実施しています。毎年福島県へお伺いしていたこの教室も新型コロナウイルスの影響で2年間開催できず、3年ぶりに訪問させていただきました。今回で9回目となる相馬地区での教室は、中学生総勢約150名を対象に行いました。

■主催:相馬地区バレーボール協会

当日の様子を紹介!

会場
南相馬市立鹿島中学校(女子)/真野交流センター(男子)
参加チーム
【午前の部】
 女子:中村第一中学校/向陽中学校/磯部中学校 約40名
 男子:中村第一中学校/向陽中学校/磯部中学校 約35名
【午後の部】
 女子:原町第一中学校/原町第二中学校/石神中学校/鹿島中学校 約40名
 男子:尚英中学校/石神中学校/鹿島中学校 約35名
練習メニュー
・ウォーミングアップ ・パス ・レシーブ練習 ・スパイク ・コンビ ・サーブ ・ゲーム形式

今回はコロナ禍のため2会場に分かれ、さらに午前、午後と人数を分散し実施しました。3年ぶりの開催となった今回の教室には、前回参加してくれていた生徒は卒業していたため居ませんでした。若干寂しさはありましたが、新たに中学生になった生徒たちが本当に一生懸命取り組んでくれました。この時期の1年生は新入部員として参加するため、初心者が多くバレーボールの知識については右も左もわからない状態です。その1年生も真剣に取り組み、みるみるうちに上達していきました。「少し腕は痛かったけど、バレーボールって楽しい!」「バレー続けたいです!」という言葉が飛び交い、私たちも嬉しい気持ちになりました。2-3年生は、どのチームも地区大会優勝に向けて、全力で取り組んでくれました。わからないことがあれば積極的に質問し、選手もつい熱い指導に。「今日教えていただいたことを、学校での練習に活かしたいと思います」と意気込んでくれました。少人数制で行ったため一人ひとりにじっくり指導することができ、より内容の濃い時間を過ごせました。
また相馬地区での特長は先生方が熱心なところ。元気がありすぎて、竹口監督に注意される場面も(笑)そんな先生方から、教室終了後にレッドフェニックスのロゴが入ったケーキをいただきました。たくさんのおもてなしをありがとうございました!地区大会ではライバル同士になりますが、各チームの特色を活かして上位目指して頑張ってください。

【女子担当】 平田選手(キリ)のコメント
私は、今回初めての参加でした。熱意のある先生方とバレーボールがうまくなりたい!という素直で一生懸命な子どもたちの姿をみて良い刺激をもらいました。バレーボールを始めて間もない受講生もいましたが、積極的に参加してくれて短時間でしたが、どんどん成長していく姿が見られてとても嬉しかったです!!多くの中学生たちが参加してくれて、とても盛り上がり有意義な時間を過ごせました。皆さんからたくさんのパワーをいただいてたので、私たちも日本一に向けて頑張ります!来年もお会いできることを楽しみにしています!!
【男子担当】 渡邊選手(マコ)のコメント
私自身2回目の参加となりました。3年ぶりにお会いした熱意のある先生方はお代わりなく私たちと一緒に楽しんでくださって嬉しく感じました!受講生も積極的に声を出して盛り上げてくれたり、素直で一生懸命な姿に初心を思い出しました。オンラインではなく、直接アドバイスすることで、目に見えて上達していく姿を見られてやりがいを感じました。私自身受講生に教えたりする中でも、勉強になることも多く、もっと頑張らなければいけないなぁと感じました。レッドフェニックスも日本一に向けてチーム一丸となって頑張ります!来年もお会いできることを楽しみにしています!