2010年10月19日
富士通テン株式会社
当社ブース(イメージ)
富士通テン(株)(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長:重松 崇 資本金:53億円)は、10月25日(月)~29日(金)に、韓国の釜山で開催される「第17回ITS世界会議釜山2010」に、「安全で環境にやさしい次世代の交通システムで、人・クルマ・社会をつなぐ」をテーマに、富士通グループのブースで出展します。
今回当社は、世界初(*1)、立体的な俯瞰映像で様々な視点から車両周囲を表示し安全運転をサポートする「マルチアングルビジョンTM」や、先行車との距離や角度、相対速度を計測する「ミリ波レーダ」の新製品など、カーエレクトロニクスとICT(*2)を融合させた製品を出品します。
マルチアングルビジョンTM
車体の前後および左右に取り付けた4つのカメラで撮影した車両周辺の映像をリアルタイムに高速演算処理し、車両と車両の周囲を立体的に合成した俯瞰映像を生成するシステム。カーナビなどのディスプレイ上に生成した映像を表示し、駐車時の車両後退や見通しの悪い交差点での右左折時など、広い範囲でドライバーの視界を補助し安全運転をサポート。 (株)富士通研究所の画像処理技術、富士通セミコンダクター(株)の車載画像処理LSI技術、富士通テン(株)のクルマ向けHMI(*3)技術、車載化技術を融合して実現。
76GHz帯ミリ波レーダ
電波の送受信により前を走る車との距離と角度、相対速度を計測。衝突を予測し警報やブレーキシステムと連動させて衝突時の被害を低減。 今回、新たに開発した、小型(体積は当社従来品比1/2以下)で低価格、機能も向上させた製品を参考展示。
AV一体型ナビ
道幅5.5m未満の細い道(細街路)の規制データ(一方通行情報など)を収録。目的地付近の細街路も、交差点拡大図とともに「目的地は右です」など直近まで音声案内。 更に、地図更新は、お客様のパソコンで専用サイトから地図データを地図用のSDカードにダウンロードし、ナビ本体に挿入するだけ。販売店に足を運び、更新に数時間かける手間を省略。
ドライブレコーダー
車両に設置したカメラで車両周辺の状況を撮影し、衝突や急ブレーキなどの衝撃があった際、その前後数十秒間の映像と音声を記録。 当社独自のエコ安全運転支援ソフトを用いて、長時間のアイドリングや速度超過、急加速の回数や時間などを総合的に判断し、一目で分かる「エコ運転率」も表示。ドライバーの運転レベルアップや、環境保全を考えた運転意識の向上に貢献する。
1.会期 | 2010年10月25日(月)~29日(金)(展示会は10月26日(火)から) |
2.会場 | BEXCO, Busan(釜山市 海雲台区 APEC路 43番地 「612-704」) http://www.itsworldcongress.kr/ |
3.当社出展場所 | ホールNo.:HALL2 ブースNo.:A-16 |
(*1)2010年4月当社調べ
(*2)ICT:Information Communication Technology
(*3)HMI:Human Machine Interface
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。