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summary試合概要

第29回「櫻田記念」全日本実業団選抜優勝大会

日程
2014年12月6-7日
会場
北海道立総合体育センター 北海きたえーる(北海道)
参加チーム
  • 韓国選抜(韓国)
  • ブルーベルズ(大阪)
  • 札幌市役所(北海道)
  • 群馬銀行(群馬)
  • パイオニア(埼玉)
  • 山梨中央銀行(山梨)
  • 松本市役所(長野)
  • イビデン(岐阜)
  • パナソニックES津(三重)
  • 富士通テン(兵庫)
  • マツダ(広島)
  • 鹿児島銀行(鹿児島)
準決勝
富士通テン 0 14-21
17-21
-
2 イビデン
準々決勝
富士通テン 2 21-10
21-16
-
0 マツダ

reportレポート

富士通テンは本来のバレーができず準決勝敗退。
優勝はパナソニックESブルーベルズ。

 12月6日から7日にかけて、北海道立総合体育センター「北海きたえーる」にて、第29回『「櫻田記念」全日本9人制バレーボール実業団選抜男女優勝大会』が開催されました。
大会初日の予選ブロックでは富士通テンは鹿児島銀行(鹿児島)、パナソニックES津(滋賀)との組み合わせ。順当に勝ち上がり予選を1位通過します。
2日目の決勝トーナメント第一戦目はマツダ(広島)との対戦。1セット目は立ち上がりこそ並んでいたものの、富士通テンが抜け出し相手チームを10点に抑えます。
続く2セット目も古谷選手のAクイックが決まった後、松元選手がサービスエースを決め10-5としたところで相手チームのタイムアウト。その後も森田選手のトス捌きで的を絞らせずスパイクを決め、18-11まで差をつけます。相手チームの粘りで18-15まで追いつかれますが、タイムアウトで流れを変えて、最後は狩野選手がクロスにスパイクを決めて21-16で第2セットも勝利し、2-0のストレートで準決勝に駒を進めました。

 2戦目は攻撃力の高さに定評のあるイビデン(岐阜)との対戦となりました。思うように流れを掴むことができず、スパイクミスや連携が上手く取れないまま14-21で第1セットを落としてしまいます。
もう後がない2セット目、5-6までの序盤はシーソーゲームとなった後、イビデンの高い攻撃力に反応できず6-9と差を広げられてしまい、我慢できずにタイムアウト。直後は森田選手のツーアタックや狩野選手のスパイクなどで9-10まで差を詰めますが、やはり硬さが抜けず、中村選手を投入するも10-13で二回目のタイムアウトを取ります。その後もバック陣の粘りでラリーを続け、粘りを見せましたが攻撃が上手く噛み合わないままイビデンの勢いを止めることができず、17-21でストレート負けを喫しました。

 決勝戦はイビデンとパナソニックESブルーベルズ(大阪)との組み合わせ。試合巧者のブルーベルズが常にリードし、イビデンを12点に抑えて第1セットを取ります。続く第2セットも流れは変わらず、2-0で勝利し、優勝はパナソニックESブルーベルズという結果になりました。

竹口監督インタビュー

第1戦目からチームの硬さが取れず、マツダ戦は喝を入れながらなんとか勝つことができましたが、イビデン戦ではうちのいいところを出すことができませんでした。最後まで自分たちのバレーができなかったのが今回の敗因です。チーム状態が良くないとはいえ、この結果には満足いきません。一からチームを立て直して、来年1月の全日本9人制バレーボール総合女子選手権大会では新たな気持ちで挑みたいと思います。

松元由紀選手インタビュー

今日は立ち上がりから悪く、特に前衛がバタバタしてしまい今ひとつ機能できませんでした。マツダ戦では相手のミスもあり勝つことができましたが、やはりこの状態ではイビデン戦には通用しませんでした。遠方まで応援に来ていただいた方々にも、不甲斐ない結果となってしまって本当に申し訳ないと思っています。この結果を踏まえて、来年1月はリベンジしますので引き続き応援をよろしくお願いします。

決勝トーナメント戦 結果
[優勝] パナソニックES ブルーベルズ
[準優勝] イビデン

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