DENSO TEN

ゲームレポート

summary試合概要

第66回 全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会

日程
2014年7月11-14日
会場
アオーレ長岡アリーナ/長岡市市民体育館(新潟県)
参加チーム
  • パナソニックES津(三重県)
  • ベスビアス長岡(新潟県)
  • アズビル(神奈川県)
  • 札幌市役所(北海道)
  • 山梨中央銀行(山梨県)
  • 松本市役所(長野県)
  • 東京東信用金庫(東京都)
  • 神戸市役所(兵庫県)
  • マツダ(広島県)
  • イビデン(岐阜県)
  • 鹿児島銀行(鹿児島県)
  • NEC府中(東京都)
  • 大分銀行(大分県)
  • サンデン(群馬県)
  • パイオニア(埼玉県)
  • 丸紅東京(東京都)
  • 日田検診(大分県)
  • カネボウ化粧品(神奈川県)
  • 結クラブ(愛知県)
  • 新潟市役所フライングブライズ(新潟県)
  • パナソニックES(大阪府)
  • 群馬銀行(群馬県)
  • 富士通テン(兵庫県)
決勝
富士通テン 2 21-11
24-22
-
0 イビデン
準決勝
富士通テン 2 21-16
21-18
-
0 群馬銀行
準々決勝
富士通テン 2 21-8
21-7
-
0 大分銀行
第1試合
富士通テン 2 21-14
21-11
-
0 山梨中央銀行
[ 決勝 ]富士通テン vs イビデン
他の試合はこちら/日本実業団女子動画サイト 9人制バレーボール ]
※地域動画配信局 どんどんねっと様のご協力により配信されております。

reportレポート

全試合ストレートで完全勝利、
富士通テン2連覇達成!

 7月11日から14日の4日間、長岡市市民体育館およびアオーレ長岡にて第66回全日本9人制バレーボール実業団女子選手権大会が開催されました。富士通テンは前年度優勝チームということでシード権を獲得し、予選グループは免除されました。

 大会2連覇がかかった富士通テンは、決勝トーナメント初戦から関東実業団大会優勝チームの山梨中央銀行(山梨県)と対戦しました。松元選手のジャンプサーブが冴えわたり勢いに乗ると、清水選手の強烈なスパイクが立て続けに決まり、ストレートで勝利しました。続く大分銀行(大分県)戦でも、順調な試合運びで準決勝へ駒を進めます。

 準決勝の相手は群馬銀行(群馬県)。前大会(ミリオンカップ)で負けている相手だけに、富士通テンもより一層気持ちが入っています。試合前の練習では選手の表情がとても良く、いつも以上に一体感がありました。1セット目の序盤から中北選手の鋭いスパイクが決まり、要所で新人の古屋選手が速攻を仕掛け、21-16で1セット目を先取します。2セット目も勢いは止まらず、群馬銀行の攻撃を封じ21-18でゲームを制し決勝戦へ進出します。

 迎えた決勝戦はパナソニックES(大阪府)にフルセットの末勝ち進んできたイビデン(岐阜県)。攻撃力があり、勢いに乗ると止められないチームです。
 1セット目はサーブで崩し、富士通テンが終始リードする形で試合を進めます。新人セッターの森田選手がうまく5枚のアタッカーを操り、安福選手、松元選手、古屋選手のセンター線がうまく機能し連続でポイントします。15-5と大きくリードすると、その後も重石選手のサーブポイントなどで21-11と1セット目を取ります。
 続く2セット目も中盤まで富士通テンがリードするも、イビデンも序々にリズムを掴みだし、ジワジワと点差を縮め、ついに14-15と逆転を許します。ここからは両者譲らぬ展開でラリーの応酬に。16-16と同点になり、メンバーチェンジでピンチサーバーの松井選手が入り、サーブポイントを決め17-16と再び逆転に成功。流れ取り戻したかに見えましたが、イビデンの勢いを止めることができず18-20と先にマッチポイントを取られます。2セット目で勝負を決めたい富士通テンは最後のチャンスで松元選手にサーブが回ってきました。魂のこもったサーブで相手を崩し、スパイクを決め、21-21とデュースに持ち込みます。レシーバーが踏ん張り、最後は古屋選手の速攻が決まり24-22で勝利を収めました。
 結果、2年連続4回目の優勝を果たし、大会2連覇を達成しました。

竹口監督インタビュー

今大会は、最初から最後まで集中力が途切れずに終えることが出来ました。初戦から点差以上に苦しい試合が続き、選手の頑張りはもちろんですが、マネージャーやケガで試合に出られなかった選手も、しっかりと自分の役割を果たしてくれた結果だと思っています。また、新潟国体(2009年)でお世話になった方々も応援に来て下さり、新潟では過去にできていなかったので、優勝するところをお見せすることができて良かったです。

清水千惠選手インタビュー

今大会は、私たち選手の力だけでは勝てませんでした。遠方まで足を運んで、私たちにエールを送り続けて下さった方々をはじめ、たくさんの声援が私たちの背中を押してくれて良い形でバレーが出来たのだと思います。コートの中でプレーする9人だけでなく、チームを支えて下さるみんなで勝ち取った日本一です。これからも全員で頑張っていきます。ありがとうございました!

重石さゆり選手インタビュー

今シーズン初の全国大会で日本一になる事が出来て本当に嬉しいです。この大会では、チーム全員が最後まで攻めきることが出来ました。今までの思いを胸に気持ちを込めてプレーしました。会場まで足を運んで下さった方、新潟県でお世話になっていた方にも応援に来て頂き、皆さんのパワーが伝わってきた結果でもあります。熱いご声援をありがとうございました。これからも富士通テンバレー部をよろしくお願いします。

決勝トーナメント戦 結果
[優勝] 富士通テン
[準優勝] イビデン

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