summary試合概要
第26回「櫻田記念」全日本実業団選抜男女優勝大会
- 日程
- 2011年12月3-4日
- 会場
- スカイホール豊田
- 参加チーム
-
- パナソニックエナジー
- セイコーエプソン
- 鹿児島銀行
- 富士通テン
- イビデン
- マツダ
- 山梨中央銀行
- サンデン
- 鐘路(チョンノ)区女子排球団
- パイオニア
- 群馬銀行
- 佐賀エレクトロニックス
富士通テン | 0 |
19-21 12-21 - |
2 | パナソニックエナジー |
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富士通テン | 2 |
21-11 21-17 - |
0 | セイコーエプソン |
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富士通テン | 2 |
21-8 21-18 - |
0 | 鐘路区女子排球団 |
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reportレポート
富士通テン、最後まで攻めきれず、
善戦むなしくパナソニックエナジーに惜敗。
12月3日から4日にかけて、愛知県豊田市、スカイホール豊田で第26回「櫻田記念」全日本9人制バレーボール実業団男女優勝大会が開催されました。
1日目の予選リーグの相手はマツダ(広島県)。初戦ということで立ち上がりはリズムが悪かったものの、2-0とストレート勝ちを決めます。「今日は大事にいってる感じですね。先日の水の都杯では良いバレーができていたので、あの感じをもう一度出せれば」と初戦を終えた竹口監督。
2戦目のイビデン(岐阜県)では危なげない試合運びで終始リードし続け、2-0で勝利。1日目を終えました。
2日目の決勝リーグ第1戦目は鐘路(チョンノ)区女子排球団との対戦。この大会は日韓国際親善試合ということで、バレーボールが盛んな韓国から参加されたチームです。1セット目は21-8と快勝し、続く第2セットではリードしているものの相手も粘り20-18まで迫られます。しかし、最後は松元選手のスパイクが決まり第2セットも21-18で勝利、準決勝に駒を進めます。
準決勝はセイコーエプソン(長野県)戦。序盤で15-9と引き離した後は、スパイクが立て続けに決まり、そのまま21-11で第1セットを先取します。続く第2セットは立ち上がり上々でしたが、中盤13-13と追いつかれた後、17-17まで一進一退の攻防が続きます。抜けだしたのは富士通テン、新人狩野選手の活躍もあり、そのまま波に乗って4点を連取し21-17。順当に決勝戦進出を決めました。
決勝戦の相手は、準決勝で群馬銀行とフルセットの熱戦を繰り広げたパナソニックエナジー(大阪府)。第1セット、相手に先制されますがすかさず追いつき、田村選手と山本選手の鋭いスパイクが決まり、7-4と抜け出します。中盤も16-10と点差を広げ、このまま波に乗れるのではと思ったところでパナソニックエナジーの粘り強いプレーでじわじわと縮まる点差に焦りが生まれ、ついには18-18で並ばれてしまいます。タイムアウトやメンバーチェンジで流れを変えようとするも逆転され、19-21で第1セットを落としてしまいました。
気を取り直して挑みたい第2セットでしたが、第1セットを奪われたことで0-5とリードされてしまいます。力が均衡しているチーム同士、長いラリーやネット際のプレーが続きますが、なかなか点数に結びつかず、第2セットも12-21で敗れ、0-2とストレート負けを喫しました。
結果、パナソニックエナジーが大会二連覇を達成しました。
竹口監督インタビュー
決勝戦は序盤のリードで油断が生じ、守りに入ったプレーになってしまいました。選手一人ひとりが自信のないプレーで、結果としてチームが上手く機能できていませんでした。ここぞという場面で実力が出せないのはチームの経験差。
1月の京都では挑戦者の気持ちを持って試合に望めるよう帰って練習します。
山本祐梨子選手インタビュー
今日はたくさんの方々が応援に駆けつけてくださっていたので、いいところをお見せしたかったのですが残念な結果になってしまいました。この結果を真摯に受け止めて、1月にはリベンジを果たせるように頑張りたいと思いますので、ご声援よろしくお願いします。