DENSO TEN

活動レポート

2017年8月20日

兵庫県立障害者スポーツ交流館主催「障害者バレーボールミーティング2017」

障害者と健常者が一緒になってバレーボールを体験することで交流と相互理解を深め、障害者スポーツの認知向上などを目的とした「障害者バレーボールミーティング」も今年で6回目!私たちも毎年ゲストとして参加しているので、参加者の皆さんともすっかり仲良し。老若男女、障害者、健常者分け隔てなくみんなでプレーできる色々なバレーボールで、最初から最後まで和気あいあいと楽しむ1日となりました。

■場所:兵庫県立障害者スポーツ交流館

当日の様子を紹介!

参加団体
・シッティングバレーボールクラブ ・兵庫県障害者ふうせんバレーボール連盟 ・兵庫県ローリングバレーボール連盟 ・兵庫県立姫路しらさぎ特別支援学校(ひめじバレーボールクラブ) ・障害児入所施設おおぞらのいえ ・高砂高校女子バレーボール部 ・富士通テンレッドフェニックス 約100名
プログラム
[午前]・障害者バレーボールの紹介(シッティングバレーボール/ローリングバレーボール/ふうせんバレーボール)
[午後]・レッドフェニックスによるミニバレーボール教室 ・各種バレーボールの交流体験

まずはネットの下にボールをくぐらせて競技する「ローリングバレー」、座ったままでプレーする「シッティングバレー」、老若男女問わずに楽しめる「ふうせんバレー」の3種類のバレーボール紹介から始まりました。シッティングバレーの紹介では今回やむなく欠席となった選手に代わって、私たちが模範プレーをすることに。常にお尻を床に付けた状態でのプレーは難しかったですが、これまでの経験の甲斐あって上手くプレーすることができました。

午後からは、レッドフェニックスによるミニバレー教室。選手や監督の直接指導によるレシーブ、スパイク練習の後には高砂高校の皆さんにもお手伝いいただいて模範試合を披露しました。選手の迫力あるプレーは、参加者の皆さんから歓声や拍手が起きるほど。途中からはひめじバレーボールクラブのみんなも入って、ゲームは大いに盛り上がりました。最後は参加者全員で午前中に紹介いただいた3種類のバレーを楽しみました。スポーツを楽しみたいという気持ちはみんな一緒。バレーを通してみんなが笑顔になれる一日でした。今年もお招きいただいてありがとうございました!

参加者のコメント
・いろんな体験ができて楽しかった。来年も楽しみです。
・優しく教えてもらえて嬉しかったです。面白かった。
・レッドフェニックスさんのバレーがすごかった!
・毎年楽しみにしています。今年もすごく楽しかったです!
八尾選手(シュウ)のコメント
私は今回参加するのが初めてでした。障害のある人とこうやってじっくりと触れ合うことも初めてで、すごく楽しかったです!あと、人に教えるのは難しくもあり、教えたことができるようになると自分のことみたいに嬉しくて、私も皆さんから元気をいただきました。
私たちは普段9人制競技をプレーしているので、バレーでも皆さんとは種目は違いますが、楽しむ気持ちや一生懸命なところは一緒です!また来年も参加できたら嬉しいです。

3種類のバレーを紹介!

1. ローリングバレーボール
ネットの下を使ってプレーする兵庫県発祥のバレーボール。重度障害者でも参加できます。力を込めすぎるとボールが浮いてしまってネットにかかるけど、弱いと決まらないのが難しい!

2. シッティングバレーボール
座ったまま行うバレーボール。6人制のルールが基になっているのでわかりやすいです。パラリンピックの競技種目でもあり、兵庫県から出場選手も。慣れてないとボールにつられてすぐにお尻が浮いて反則に!

3. ふうせんバレーボール
お年寄りからお子さんまで誰でもできるバレーボール。鈴が入った風船を使って、全員が必ず1回ずつ触って相手コートに返すルール。簡単そうで「全員触る」「一人2回まで」というルールは奥が深い!