2012年8月10日
富士通テン株式会社
“合弁”会社設立調印式にて(左:重松 崇社長、右:STEVEN SAPUTRA代表)
富士通テン株式会社(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長:重松 崇 資本金:53億円)は、インドネシアにカーオーディオ関連製品および自動車用電子制御機器の製造会社を設立するとともに、現地企業との合弁による販売会社を設立します。設立予定はいずれも2012年10月。同国のお客様に貢献することで既存ビジネスの拡大と新規ビジネスの獲得を図り2015年度100億円の売上を目指します。
なお、販売会社については、昨日(2012年8月9日)、パートナーである、当社インドネシア販売代理店「PT Anugrah Valova Electrindo(本社:ジャカルタ首都特別州 代表:STEVEN SAPUTRA、以下:AVE)」との間で合弁契約を締結しました。
製造会社は当社100%出資により設立するもので、西ジャワ州ボゴール県に延床面積1万1,000㎡の工場を建設する予定です。操業開始は2013年7月で量産開始は2013年12月。CDチューナーやディスプレイオーディオなどのカーオーディオ関連製品およびエンジン制御用/エアバッグ制御用電子機器などの自動車用電子制御機器を製造します。一方、販売会社は当社60%、AVE40%出資によりジャカルタ首都特別州に設立するもので、営業開始は2012年10月を予定しています。
富士通テングループは新興国を中心とした海外ビジネスの拡大を目指しており、インドネシアでの拠点確保もその一端を担うものです。当社グループでは、現地生産体制の確立などにより事業基盤を強化するとともに、市場変化への迅速な対応、例えば、コストダウンしつつもニーズに合致した商品の投入を積極的に推進しながら、お客様の期待に応えてまいります。
製造会社 | 販売会社 | |
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社名 | PT. FUJITSU TEN MANUFACTURING INDONESIA | PT. FUJITSU TEN AVE INDONESIA |
設立 | 2012年10月 | 2012年10月 |
本社 | 西ジャワ州ボゴール県 | ジャカルタ首都特別州 |
資本金 | 初年度払込資本金 1,300億ルピア(約12億円) |
初年度払込資本金 100億ルピア(約0.9億円) |
2016年度までの計画 2,000億ルピア(約18億円) |
2016年度までの計画 100億ルピア(約0.9億円) |
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出資比率 | 富士通テン : 100% | 富士通テン : 60% AVE : 40% |
代表 | President Director : 木梨 敬久 (現)富士通テン株式会社 インドネシア室主査 |
President Director : 高橋 延浩 (現)富士通テン株式会社 インドネシア室EX(※) |
従業員数 | 約70名(2012年度) 約450名(2016年度) |
約20名(2012年度) 約30名(2016年度) |
事業内容 | CI(*1)・AE(*2)・AS(*3)製品の開発・設計・製造 | CI(*1)・AE(*2)・AS(*3)製品のマーケティング・販売・アフターサービス |
(※)EX:Expert(課長職)
社名 | PT Anugrah Valova Electrindo |
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本社 | ジャカルタ首都特別州 |
代表 | President Director:Steven Saputra |
事業内容 | 自動車用部品(カーオーディオ等のテン製品)の販売、アフターサービス ※前身の会社を含め、富士通テン製品の販売代理店として約20年活動 |
(*1)Car Infotainmentの略。カーナビゲーションやカーオーディオなど。Infotainmentとはインフォメーション(Information)とエンターテインメント(Entertainment)を組み合わせた造語。
(*2)Automotive Electronicsの略。エンジン制御ECUやエアバッグECUなど。ECUとはElectronics Control Unit(電子制御装置)の略。
(*3)Advanced Safetyの略。予防安全システム。
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