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カーナビ地図更新サービス「マップオンデマンド」を市販初(*1)採用
~自宅で地図データの更新が可能、高速・有料道路は開通後最短7日で配信~

更新後

(左)更新前/(右)更新後

富士通テン(株)(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長:勝丸 桂二郎 資本金:53億円)は、2010年6月上旬に発売するECLIPSE(イクリプス)のカーナビゲーションシステム「AVN7500」に、トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)のテレマティクス(*2)サービス「G-BOOK」にて提供中の地図更新サービス「マップオンデマンド」を採用しました。これまでトヨタとダイハツ工業(株)の純正カーナビのみで利用可能でしたが、このたびECLIPSEの「AVN7500」が市販業界で初の利用対象商品となりました。2010年8月よりサービス開始予定です。

「マップオンデマンド」採用の背景

カーナビの地図更新において、従来は年1回の年度更新版を販売してきましたが、この方法では、道路の開通後、すぐには地図データの更新ができませんでした。そこで今回、お客様の利便性向上を目的に「マップオンデマンド」を採用しました。

「マップオンデマンド」の主な特長

「マップオンデマンド」は、全国の高速道路・有料道路、主要国道などの変更部分を、トヨタの専用サイトからSDカードにダウンロードし、カーナビに取り込むサービスです。これにより、高速道路・有料道路は新規開通後最短7日(*3)、その他の道路も、変更情報が収集され次第、随時更新が可能となります。 また、従来は販売店に足を運び、地図更新に数時間お待ちいただくことがありましたが、本サービスにより、自宅のパソコンでいつでも簡単に地図データを更新することができます。さらに、商品購入後、3年間は無料でご利用いただけます。(それ以降は、最新版地図ソフトを購入いただくことにより、さらに2年間無料になります)。

本サービスについては、トヨタ、アイシン・エィ・ダブリュ(株)、(株)ゼンリン、(株)デンソー、(株)トヨタマップマスターが共同で開発した技術を使用しています。

地図更新イメージ

(*1):2010年4月末現在。富士通テン調べ。
(*2):テレコミュニケーション(通信)とインフォマティクス(情報工学)から生まれた造語。 クルマなどの移動体に情報通信端末を搭載し、無線ネットワークとデータセンターを通じたサービス。
(*3):地図更新データの収集/整備状況により、配信までに3ヶ月ほどかかる場合もあります。

報道関係お問い合わせ先
コーポレートコミュニケーション部広報チーム
TEL:078-682-2170E-mail:pr@ten.fujitsu.com

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。