富士通テン(株)(本社:神戸市 社長:勝丸桂二郎 資本金:53億円)は、地球温暖化対策への取り組みの一環として、本社敷地内にある社員食堂の屋上に太陽光発電設備(最大出力:10kw)を設置し、2006年1月16日より運用を開始しました。
当社では、地球温暖化の原因となるCO2などの温室効果ガスの排出量を削減するため、省エネ設備の導入や節電の徹底、設計・生産・物流の効率化や事務の効率化などの省エネルギー活動に取り組んでいます。今回、新しい取り組みとして太陽光発電設備を設置し、さらなる温室効果ガスの削減を目指します。
今回設置した太陽光発電設備は社員食堂の屋上に設置し、発電した電力は社員食堂内の電力の一部として使用します。また、食堂の入口には発電量を表示する掲示板を設置し、社員の環境に対する意識の向上を図ります。今回の発電設備の導入により、CO2を1年間で約4t削減できる見込みです。今後は、太陽光発電設備を増やし発電量を増加させることや、発電した電力を蓄電する設備を導入し緊急時の非常用電源として活用していきたいと考えています。さらに、太陽光発電以外にも風力発電など様々なクリーンエネルギーを導入することも検討しています。
今回の太陽光発電設備は、当社と独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)の共同研究事業(太陽光発電新技術等フィールドテスト事業)として設置し、NEDOに対して発電効率等のデータを提供します。
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最大出力:10kw 構成:太陽電池パネル60枚(1枚:1,004mm×1,323mm) |
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発電電力量:約10,000kwh/年(見込み) |
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CO2削減量:約4t/年(見込み) |
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設置場所:本社社員食堂屋上 |
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稼動開始日:2006年1月16日(月) |
【富士通テングループの環境への取り組み】 |
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富士通テングループは、その事業活動、製品・サービスが地球環境と密接に関わり合っていることを認識し、環境経営を推進する中で企業市民としての責任を果たし、緑豊かな21世紀社会へ貢献する、という理念のもと、地球環境問題へと取り組んでいます。 |
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・エコデザインの推進 |
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1DINサイズのAVN(Audio Visual Navigation)の開発 (省資源・軽量化) |
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・グリーンプロダクツ要素技術の開発 |
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六価クロムフリー、鉛フリーはんだ、代替コーティング溶剤など |
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・省エネ活動の継続、省エネ設備の導入 |
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空調・照明の節電、ライン統廃合による設備稼働の無駄の排除など |
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・低排出ガス車の採用拡大、輸送効率の改善、アイドリングストップ活動の推進 |
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社有車のうち61%が低公害車 |
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・クリーンエネルギーの導入促進 |
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本社工場への太陽光発電設備の導入 |
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・3R(Reduce・Reuse・Recycle)の推進 |
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2003年度に、国内グループの全ての生産拠点でゼロエミッションを達成 |
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・本社 |
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通勤路・工場周辺クリーン作戦 |
年4回 |
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須磨海岸クリーン作戦 |
年2回 |
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六甲山クリーンハイキング |
年1回 |
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