【NEWS RELEASE】
2004(平成16)年10月21日
中国天津市 設計・開発現地法人で開所式を実施
−車両実験コースの設置等、設計から試作、評価まで一貫して行える体制を整備−
富士通天研究開発(天津)有限公司

 富士通テン(株)(本社:神戸市 社長:槌本隆光 資本金:53億円 以下、富士通テン)の設計・開発子会社である富士通天研究開発(天津)有限公司(以下、富士通天研究開発)は、2004年3月より建設を進めておりました社屋が9月に完成し、10月20日15時30分(日本時間16時30分)に、中華人民共和国天津市経済技術開発区の同社敷地内で開所式を実施いたしました。
 天津市および天津市経済技術開発区から政府来賓を多数迎え、盛大に執り行いました。富士通テングループからは、富士通テン代表取締役社長の槌本をはじめ富士通天研究開発董事長の堀場、総経理の横山等が出席いたしました。

 富士通天研究開発は、拡大する中国自動車市場への対応強化およびコスト競争力強化を目的に、カーオーディオ、カーナビゲーションシステム、デッキメカニズム等の設計・開発会社として 2003年11月に設立いたしました。
 中国市場に適したデザイン・機能の製品ならびに、世界各国向け製品を設計・開発いたします。また、現地で調達する部品を使用した設計の推進により、部品の現地調達拡大を目指します。
 ここでは、様々な道路状況を想定した車両実験コースを設ける等、世界に通用する製品を設計から試作・評価まで一貫して行います。

 当面は、デッキメカニズムおよびカーオーディオの開発からスタートし、徐々にカーナビゲーションシステム等高精度な製品の開発に取り込んでいく計画です。

【富士通天研究開発の概要】

  1.社 名 富士通天研究開発(天津)有限公司
FUJITSU TEN RESEARCH & DEVELOPMENT (TIANJIN) LTD.
2.所在地 天津市経済技術開発区
3.事業内容 カーオーディオ・カーナビゲーション製品およびデッキメカニズムの設計・開発、評価 、顧客への技術サポート
4.設立の目的 ・開発の効率化
・コスト競争力強化
・中国市場に適したデザイン・機能の製品開発
・部品の現地調達拡大
5.資本金 420万US$(富士通テン(株)100%出資)
6.代表者 総経理 横山 義彦
7.設立日 2003年11月21日
8.投資額 約4億円
9.規 模 敷地面積 30,600u
建物延床面積 2,035u(鉄筋コンクリート造 平屋建て)
車両実験コース 12,000u
10.人 員 2007年 100名

●ご参考

【中国における富士通テングループ拠点】

社名 主要機能 取扱製品 所在地 設立日
(操業)
資本金 富士通テン
出資比率
人員
2004/9末
天津富士通天電子有限公司 生産 デッキメカニズム
カーオーディオ
スピーカ
天津市 1995/12
(1997/5)
872万US$ 60% 1,958名
上海支店 調達 上海市 2002/3 3名
富士通天電子(無錫)有限公司 生産 カーナビ
カーオーディオ
無錫市 2004/2
(2004/11予定)
1,000万US$ 97% 67名
富士通天国際貿易(天津)有限公司 販売 カーナビ
カーオーディオ
スピーカ
天津市 2003/9 20万US$ 100% 20名
上海事務所 販売 上海市 2004/8 5名
富士通天研究開発(天津)有限公司 設計
開発
デ゙ッキメカニズム
カーオーディオ
カーナビ
天津市 2003/11 420万US$ 100% 57名
富士通テン(株)北京事務所 市場調査
情報収集
北京市 1995/10 3名

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