世界初、最新サラウンド技術『Circle Surround
II(*)(サークルサラウンドツー)』を搭載したカーAVシステムを開発 〜4スピーカでもDVD5.1ch相当の臨場感あるサラウンドを実現〜 |
富士通テン株式会社(本社:兵庫県神戸市 社長:槌本隆光 以下 富士通テン)は、当社が長年培ってきたカーステレオのDSP信号処理技術に、マルチチャンネルサラウンド技術:Circle Surround II(以下 CSII)を加えた「車載用Circle Surround II」(以下 車載用CSII)を搭載したカーAVシステムを世界で初めて開発しました。このシステムにより、センタースピーカーとサブウーファなしの4スピーカで5.1ch相当のサラウンドを実現できるため、スピーカを追加できない環境にある車両でも簡単に最新技術のサラウンドをお楽しみいただけます。
近年、メディアの高機能化によりマルチチャンネル機器が増加し、車載用機器にも応用されています。しかし、5.1ch再生を車室内で実現するには概ねスピーカの追加が必要とされ、高価なシステムが必要となる場合もあります。また、センタースピーカーの追加は音質的にもダッシュボードの加工処理面からも難しいものとなっています。
今回開発しました「車載用CSII」は、SRS Labs, Inc.(本社:米国 カリフォルニア州 サンタアナ市 会長兼CEO:Thomas Yuen 以下 SRS社)が所有する最新のサラウンド技術(SRS Circle Surround II(*))に、富士通テンとSRS社が車載環境に適応させるための技術を付加することにより、2chのメディアでも5.1ch相当のサラウンド再生を実現しました。また、心理音響効果を用いた上方定位技術(SRS FOCUS(*))の採用により耳の高さでの自然な音場再生を、さらに低音再生技術(SRS TruBass(*))の採用によりドアマウントのスピーカでサブウーファ並の重低音再生を可能にしました。
「車載用CSII」を搭載した車載用機器は、富士通テンのカーAV&ナビゲーションシステムブランド「ECLIPSE(イクリプス)」において発売を予定しているほか、トヨタ自動車のディーラーオプション等にも採用頂いています。
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